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ヒーロ黒木からのメッセージ

初めまして
剣護身術代表 ヒーロ黒木です。

今日は私がなぜ護身術を仕事にしたのか、という個人的な理由についてお話しさせていただいます。

それは私の子ども時代の実体験と極めて密接に結びついています。

 

今の私からは想像できないかも知れませんが、実は私はいじめられっ子でした。
小学校では、私だけ集中的にいじめられ、中学校ではさらに数人がかりで毎日毎日いじめを受けました。

いじめを受けたことがない方にはご理解いただけないかも知れませんが、「学校に行く」ただそれだけのことが私にとって大変なことでした。
そしてそれが私にできる「唯一の抵抗」でもありました。

イジメを受けるのが分かっているのに、あえてそこに身を投じるのです。
それも毎日・・・
それは私にとって地獄の日々でした。

しかし誰も助けてはくれません。
先生も何となく感じてはいたのかも知れませんが、いじめを解決するようなことはありませんでした。

 

私の両親、特に母はそれを感じ取っていました。
いつも心配して私に声をかけてくれました。

でも私は母に甘えて、いじめを解決してもらおうとは思いませんでした。
たとえ中学生でも私は男です。
もし甘えてしまったなら、私は男ではなくなってしまう。
そんな思いから「大丈夫だよ。学校は楽しいよ」と嘘を言って母を安心させようとしました。

 

しかし、「このままではダメだ!
そう思った私は、一歩を踏み出すことにしました。

自分の力でいじめを克服するために武道の世界に飛び込んだのです。
私の武道人生の始まりです。

武道を始めてから私は修行に没頭していきました。

その日々の鍛錬の中で、心と身体が少しずつ変わっていったのです。

気づけば、目つきも、身体つきも変わっていました。
そして、いじめは自然となくなっていたのです。

鍛錬を通じて、自分の内面が変われば、現実も変わっていく――
私はそこで初めて実感しました。

 

その経験から、「人間は強くなれば、どんな逆境でも乗り越えられる」
そして、
自分の人生は、自分の力で変えられる」

そうした気づきを与えてくれたのが、武道であり、鍛錬の日々でした。
私はもっと強くなりたいと思い、自衛隊に入隊しました。

 

そして、教育隊110名の中で首席になり、精鋭が集まる本部管理中隊の情報小隊に配属されました。
しかし自衛隊の訓練では満足しなくなり除隊。

※自衛隊の教育隊での訓練

 

自衛隊を除隊後も、山籠もり、滝行、空手修行を続け、私が30歳の年に大東流合気柔術に出会いました。
今までの常識を破る美しい技と動きに衝撃を受け、空手やそれまでの鍛錬法を全て手放し、一から修行をやり直しました。


それから数年の歳月が流れ、
2008年6月秋葉原連続通り魔事件が発生しました。
この事件では7名の尊い命が失われました。

事件をNEWSで知った私は「護身術が必要な時代が来る!」
そう直感し、同年9月から護身術の指導を始めました。


その関係で護身術のマニュアルも作成することになり、いろいろと調査していく過程で、多くの人が理不尽な暴力、恐喝、脅しを受け、また事件に巻き込まれ、未来を奪われていることを知りました。

被害者である彼らは、いじめを受けていた、あの時の私そのものでした。

ああ、もし彼らが身を護る術を知っていたならば、もしかしたら未来を奪われることはなかったかもしれない。
家族が悲しい思いをすることもなかったかもしれない。

私が自分の身を護るために身につけたこの技術は、彼らを護るための技術でもあったんだ。
私はそれを知ったのです。

イジメを克服するために武道を始めたあの時、私の未来はもう運命づけられていたのです。
それから護身術を本格的に仕事とすることにしました。

 

私が護身術の稽古で大切にしているのは、単なる技や動きだけではありません。
鍛錬の中で得た気づきを通して、心と身体の両方を強くするサポートを行っています。

それは、ときに、その人の生き方や人生の姿勢にまで影響を与えるものだと、私は感じています。

かつての私がそうだったように――
誰かが、もう一度立ち上がるきっかけになれたら。
それが、私の願いです。

 

私は単なる趣味や金もうけのために護身術を仕事にしたわけではありません。

あの時の私と同じ思いをしている人たちを護りたい。
少しでもその苦しみを和らげ、人生を自分らしく歩めるように。

その思いで私はお一人お一人に心を込めて護身術をお伝えしているのです。

 

あなたの人生はあなた自身のものです。
赤の他人に簡単に奪われてもいいような人生ではありません。

あなたの人生を護るために、あなたの大切な人を護るために、私と一緒に護身術を学んでみませんか。
あなたのご参加を心よりお待ちしております。

剣護身術代表 ヒーロ黒木

 

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