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まり様

金谷真理子武道経験なし

【剣護身術に出会った切っ掛けはなんでしたか?】
 自分の身は自分で守るしかないと強く体感する経験があり、自分を守る術を学べる場を探したところ、剣護身術に出逢いました。
体験にうかがった際に代表とお話しさせていただき、剣護身術は“戦って勝ちにいくのではなく、負けない事で自分を護り切り、相手も傷つけずに護ろうとする姿勢を体現する術”なのだと直感的に受け取り、人と争うのも攻撃するのも苦手な私は、それならば学びたいと思い入会しました。


【入会してから何か変わりましたか?】
 はじめは男性が多いお稽古でついていけるか心配でしたが、代表はもちろん、個性豊かなインストラクターの方々も技の意義や流れ、ポイントを丁寧に教えてくださり、段々と形が身についていくと同時に、それを支える体力が自然と身についていっています。
がむしゃらに鍛えるというよりは、余分な力が抜けて効率よく動くためのカラダの動かし方を試行錯誤しながら、スキの無いように練り上げていくんだな、とお稽古を通じて気づいてからは、地に足ついた柔軟な動き方が意識できるようになってきたと感じています。
そのおかげで、少しずつ身体も変化してきて、今までリキんで行っていた日常動作が楽に自然にできるようになり、本業であるマッサージやエサレンボディワークの仕事にも活きています。今後もどう変化していくのか楽しみです。

 もうひとつ、恐怖や脅威に対する自分の反応に気づいたことが大きな変化でした。
あ、怖い!やられるかも!!と思った瞬間に、目をつむる、後ろにさがる、やられる前にやろうとする、力が抜ける、などなど。
これらは物理的な攻撃に対するカラダの反応ですが、それはそのまま直面を避ける、怖気づく、負かさなきゃ負ける、諦める、といった、
自分の感情や思考、行動の傾向(クセ)の反映であり、その反応は無意識のうちに対人関係にも現れるんだなあ、と認識して受け入れました。
受け入れたからといって100%対処できるようにはなっていませんが、お稽古でカラダを動かし、志の高いみなさんと楽しく学ぶプロセスの中で、身体面でも精神面でも、1歩1歩着実に、相手を思いやりながらも自分を護れる自分に近づいていると感じています。折れても立ち上がるしなやかな自分をイメージして、これからも頑張りたいと思います。

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