剣護身術 公式記録
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初心者におすすめの護身術とは?武道未経験者が選ぶときの5つのポイント

「護身術を習ってみたいけれど、武道経験がまったくない」「運動も得意ではないけれど、本当に身につけられるのだろうか」
そのような不安を持っている方は少なくありません。
しかし、本来の護身術は、武道経験者や身体能力の高い人だけのものではありません。むしろ、突然の危険に遭遇する可能性があるのは、ごく普通に生活している一般の人です。
だからこそ初心者が護身術を選ぶときには、「強い技を教えているか」より、「自分でも身につけられる仕組みになっているか」を見ることが大切です。
初心者に向いている護身術とは?
「初心者向け」というと、簡単な技だけを教える護身術を想像するかもしれません。しかし、本当に大切なのは技の難易度だけではありません。
初心者が護身術を学ぶうえでは、次のような要素が重要になります。
- 力に頼りすぎない
- 複雑な動きが少ない
- 危険を避ける考え方から学べる
- 段階的に練習できる
- 実際の状況を想定している
護身術は、技をたくさん覚えればよいというものではありません。まずは、「危険に遭遇したとき、何をすればよいのか分かる」という状態を目指すことが大切です。
初心者が護身術を選ぶ5つのポイント
1.最初から腕力を求められないか
初心者が最初につまずきやすいのが、「自分には力がないから無理なのではないか」という不安です。
もちろん体力や筋力があることは役立ちます。しかし、護身術が筋力の強さだけに依存してしまえば、体格の大きな相手には通用しにくくなります。
初心者が学ぶ護身術では、距離の取り方、身体の使い方、バランスの崩し方、タイミングといった部分を重視しているかを見ることが大切です。
2.「技を出す前」を教えているか
初心者ほど、「殴られたらどうする?」「掴まれたらどうする?」といった技から学びたくなるかもしれません。しかし、本来はその前の段階があります。
相手との距離を取る。不審な動きを察知する。危険を感じたら離れる。相手を近づかせない。こうしたことができれば、そもそも技を使わずに済む可能性があります。
護身術では、戦う方法だけでなく、戦わなくて済む方法を学べるかどうかも重要です。
関連記事:実戦的な護身術とは?大切なのは「戦えること」ではなく「無事に帰ること」
3.段階的に学べるか
いきなり激しい組手や複雑な技を行えば、初心者はついていけません。
まず基本的な構えや身体の使い方を学び、次に相手をつけて練習し、少しずつ動く相手や抵抗のある状況へ進んでいく。このような段階が必要です。
護身術は、一度習えばすぐに使える魔法の技ではありません。だからこそ、無理なく継続できる練習体系になっていることが、結果的には重要になります。
4.さまざまな状況を学べるか
実際の危険は、パンチだけとは限りません。胸ぐらや腕を掴まれる、押される、組み付かれる、刃物を出される、複数人に囲まれるといった状況も考えられます。
場合によっては、狭い場所や足場の悪い場所でトラブルになることもあります。そのため、特定の攻撃だけではなく、さまざまな状況を想定して学べることも確認しておきたいところです。
5.「勝つこと」が目的になっていないか
ここは特に重要です。初心者が護身術を習う目的は、格闘技の試合で勝つことではありません。自分や大切な人を護ることです。
現実のトラブルでは、相手を倒したから安全とは限りません。相手の仲間がいるかもしれませんし、武器を隠し持っている可能性もあります。
だからこそ、必要以上に戦い続けず、危険から離脱する。この考え方を教えているかどうかも、護身術を選ぶうえで大切です。
武道未経験者ほど「構え」を知ってほしい
剣護身術では、初心者が最初に学ぶことの一つに、相手との距離を保つための構えがあります。剣護身術では「青眼の構え」と呼んでいます。
両手を前に出し、自分と相手の間に境界を作る構えです。これは、相手と戦うためだけの構えではありません。
- 相手を近づかせない
- 突然の攻撃に備える
- 相手に警戒していることを伝える
- 自分自身も落ち着いて対応する
武道経験がない人ほど、「危険な相手を前にしたら、どう立てばいいのか」「手をどこに置けばいいのか」すら分からないものです。だからこそ、まず行動の基準を身体に覚えさせていきます。
近づかれたら、次の段階へ
もちろん、距離を取ろうとしても相手が近づいてくることがあります。その場合には、さらに近い距離で自分を護る方法が必要になります。
剣護身術では、青眼の構えから、パームガードという近距離の防御へ移行します。
つまり、危険を感じたらすぐに技を使うのではなく、危険度に応じて対応を変えていくという考え方です。「この状況ならまずこれをする」という順序があることで、初心者も混乱しにくくなります。
初心者でも、いずれは実際に動く相手と練習する
初心者だからといって、ずっと決められた形だけを練習していてよいわけでもありません。形の上では技ができても、実際に相手が動くと何もできない。それでは護身術として十分とは言えません。
そのため剣護身術では、基本を身につけながら、相手が動く、抵抗する、攻撃してくるといった要素も少しずつ加えていきます。
重要なのは、最初から激しく戦うことではありません。自分のレベルに合わせて、少しずつ現実に近づけていくことです。
年齢や運動経験より大切なこと
護身術を始める方の中には、「もう若くないから」「昔から運動が苦手だから」という理由で迷う方もいます。もちろん、年齢や体力に応じて無理をしないことは大切です。
しかし、護身術に必要なのは身体能力だけではありません。危険に早く気づくこと、相手との距離を取ること、不用意に近づかせないこと、危険を感じたらすぐ離れること、冷静さを取り戻すこと。こうした能力も立派な護身力です。
むしろ初心者だからこそ、最初から「力で勝とう」と考えず、危険を回避する考え方を身につけられるという面もあります。
剣護身術が初心者に大切にしていること
剣護身術では、「負けない戦い」という考え方を大切にしています。
これは、どんな相手にも勝てるようになるという意味ではありません。危険な戦いそのものを避ける。相手を近づかせない。必要な場合には技術を使う。そして安全な場所へ離脱する。最終的に自分自身や大切な人が無事であること。それを私たちは「負けない」と考えています。
初心者に最初から求めているのも、強く戦えるようになることではありません。まずは、「危険な場面で何もできない状態から、一つでも行動できる状態へ変わること」です。その積み重ねが、自分を護る力につながっていきます。
初心者が護身術を始めるなら、まず体験してみる
インターネットで調べることも大切ですが、最終的には実際の稽古を見て、体験してみることをおすすめします。
- 初心者に対して丁寧に教えているか
- 自分の体力でも続けられそうか
- 技だけではなく護身の考え方まで教えているか
- 実際の危険を想定した練習があるか
- 「ここなら続けられそうだ」と感じられるか
剣護身術東京本部でも、武道・格闘技未経験から始めた方が稽古しています。「護身術には興味があるけれど、自分にできるか分からない」という方こそ、まず一度実際の稽古を体験してみてください。



